楽しく生きたい

30代都内くたびれたリーマンが日々思うことをつらつら書いていきます

活動休止を経て、充電期間が終った後の再び動き出す覚悟と決心が作品として表現された記念すべきアルバム

GLAYのアルバムについてレビューします。

デビュー以来長期活動する事無く、突っ走てきましたが、デビュー10周年イヤーの翌年2005年は1月にベストアルバムをリリースしただけで、今までのように定期的にリリースするのが途絶えた時期でした。

そして、2006年7月、Rebirthと題して完全復活します。

言い方は悪いですが、1990年代後半のような爆発的な人気も鳴りを潜めた感の強いGLAYですが、 新しいレコード会社から発売された第1弾のシングルに入っている曲がこの『LAYLA』と言う曲です。

「まだ俺はやれるのさかつてのように起用に上手くは振る舞えないかもしれないけれど」

「夢に破れた俺をお前は一言も責めなかった 俺たちはどんな惨めな時も冗談を飛ばし合った今はうつむいてばかりはいられはいない」

自分の人生とGLAYの楽曲を重ね合わせるのが好きな私はこの時期、ちょうど仕事の事で悩んでいて、新しい仕事もそれなりにやっては行けているんですが、モチベーションが中々上がらずモヤモヤしていた気分が続いていたタイミングでこの曲が発表されました。

この歌詞は、全盛期にヒット曲を連発してた頃には絶対書けない歌詞で、GLAYも解散の危機や事務所の移籍等で思うように活動ができなくなったからこそ書ける曲で、あのタイミングで歌うから説得力があるんだと認識しました。

その2カ月後に、2006年第2弾シングル『夏音』が発売されました。

これはリーダーであり作詞したTAKUROも完全にシングル市場に向けて書いた曲だと断言していました。

GLAYのパブリックイメージと言えばラブソングです。 発売当時は、GLAY夏特有の恋心を歌ったラブバラード、GLAY十八番のラブソングと宣伝されていました。

この曲にはGLAYのメンバーにとっても大事なエピソードがありまして、とあるGLAYファンの女性がいて、その女性は重い病気を患っており、GLAYのデビュー20周年を祝うのがその女性の夢であると周囲の人に話しており、GLAYのメンバーもその女性に会った事があるそうです。 そして、その女性はデビュー20周年を祝う夢が実現せず、この世を去ってしまいました。 その事に感化されたTAKUROが命を大切さを伝える為に作られた経緯がこの曲にあります。

「悲しみの微笑み 喜びの涙」

と表現するところがジーンときます。

「夏の空は今日も青空で君を思い出すから嫌いで」

がすべてを物語っています。夏の青空が嫌いなのは大好きな君を思い出してしまうからというのが切なくなります。 この曲が発売された時はMDウォークマンで聴いていたのですが、通勤途中でも思わず涙してしまうくらい感動的な曲です。

切ない曲を歌えば右に出る者はいないくらいのGLAYですが、その中でもこの曲が群を抜いて切ない曲です。

そして、この曲は、TBSの恋愛観察バラエティ番組『恋するハニカミ』のテーマソングとしても起用されていました。 内容は、芸能人の男女が模擬デートをして、告白をしたり、恋人気分を味わうという企画の番組で、フジテレビの『あいのり』にもちょっと似ています。 違い、世界を旅する訳でもなく、出演者は一般人ではなく、芸能事務所に所属しているそこそこ名の知れているタレントである事です。 ちなみに、『あいのり』のテーマソングもGLAYは担当していた時期がありました。

今でも覚えているのが、お笑い芸人のスピードワゴン小沢がグラビアアイドルとデートをして、本当に好きになってしまったらしく、その気持ちをラジオと言う公共の電波を使って告白した事です。 ラジオ番組は実際にある番組で、グラビアアイドルの方もその愛の告白を聴いて、キュンとなっていました。 そのBGMとして流れていたのが『夏音』です。 スピードワゴン小沢はコントのネタで「あま~い」という胸キュン台詞を言わせるのが得意でしたが、一番甘い告白でした。

もう一つ、ほしのあきがデートした時は、空港の透明なガラス越しに相手のタレントとキスをしたのが印象に残っています。 ただ、『夏音』が流れていなければ、ほしのあき頭おかしくなったのか、というくらい『夏音』効果は大きいです。

この『LAYLA』『夏音』を得て、この2曲も収録され、翌年発売されたアルバムが『LOVEISBEAUTIFUL』となっているのです。