楽しく生きたい

30代都内くたびれたリーマンが日々思うことをつらつら書いていきます

悪気のない悪意はこんなとこにも存在する|子どもを預ける前にそこにどんな大人に預けるのか考えて

私は、学童保育のように授業後の小学生を保護者のお迎えが来るまでお預かりする仕事をしています。 スタッフは上司、私、アルバイトのおばさまたちでした。 端的に言えば、この仕事は上司には合わな過ぎたのでしょう。win‐winならぬlose‐loseで上司以外がただ疲弊していく状況でした。 では、上司以外の人間がどんなところに疲弊していったのかです。

1、人の話を聞かない 耳に入って抜けるどころか耳にすら入ってないと話してる側としては思うのですが、上司本人は「まったくそんなつもりはない」と、むしろなんでそんなことを言うんだと怒る勢いです。 私やおばさまが、子どもがせまいところで遊んでいてストレスがたまってきているから運動場で遊ばせてあげてほしいと進言していても、こちらに顔も向けないし話の途中で書類を出して仕事をし始めたことがあります。おばさまが聞いてないことを指摘すると「そんなことはない、聞いている」と返事をするだけで、結局子どもたちが運動場へ行くことはなかった話になりました。 子どものトラブルをそばで見ていたという子に上司が何日も呼び出しては長い時間話を聞いていて、それが何かすごい悪いことをやったんじゃないかと噂になり、呼び出されていた子の保護者が抗議しに来たこともありましたが、上司は一貫して「この子の話がどんどん変わっていく。嘘をついている。おかしい。」と言い続けました。1週間前に話したことと変わっていくのも無理ないとは思うのですが、そのことを指摘しても上司は「自分は1週間前のことでも忘れない。この子はうそを言っている。」と言いました。保護者は「加害者でもないのに自分の子がやったことになっています。こんなやり方はおかしいんじゃないですか。」と真っ当な意見を述べていたのですが、聞く耳持たず。そもそも子どものトラブルをそんな風に解決しようとしてる時点でおかしいのですが、保護者の話を聞いて自分が悪かった部分はちゃんと謝るのが筋だと思うんですがね。 このように何を言っても受け入れない上司なのに、上司が責任者なので決定に従わなきゃいけないのが本当に苦痛でした。

2、小学生が嫌いなことに本人が気づいていない 驚きますよね。小学生を預かる仕事についてるのに。 子どもが50人ほど来て遊んでいる日でも、土曜日などで3人ほどしかいなくても「あぁ、うるさい」と事務室に避難。 上司の仕事は子どもが危ない遊びをしていないか様子を見たり、トラブルが発生したときに対処することなんですけどねえ…。 そんな上司の口癖は「中学生はいいよねえ。元気をくれる。小学生は元気を吸われる。」でした。上司は元々中学校の教員だったのですが、本当になぜこの仕事を選んだのか。

3、自分の判断基準で行動する 本人はいたってまじめにルールを順守しているつもりのようですが、自分のルールでしかないことに気づいていません。 本人の基準では体罰にならないのか、元教員なのに体罰の意識が薄いのか、「子どもの頬を叩いちゃったけど、お迎えに来たおじいさんに話したら許してもらえたよ~^^」と笑顔で私に話してきたときはさすがに絶句しました。相手の保護者に許されたからって、子ども本人がうわべでなくこの上司を許せているかは別の話なんですけど…。 少しいたずらしただけで特にトラブルになってもないことでも、上司のこだわりに引っかかったらしく、教室の外に並んで立たせ、ほかの子の見ている前で怒鳴り散らし、小学校低学年の子どもに反省文を書かせました。反省文は添削され、上司の言ったとおりに書かないとその子たちは許してもらえませんでした。 モラルやルールを基準に注意するのではなく、上司本人の基準で怒鳴るところからのスタートなので、子どもも3年生くらいになってくると「あの人怒鳴ってるだけで何言ってるのかわからない」と言う子もいました。

本人は本人の基準でいいと思うことをやっているだけです。周りからよく思われていないことも気づいていませんし、仕事を変えようという気もまったく見えません。ありていに言えば、空気が読めない、相手の気持ちを考えることができない。 子どもたちからすれば本当に悪気のない悪意で、避けようがないんです。むしろ責任者なので子どもに強制的に話を聞かせたり行動を制限させたりできてしまうのです。私は子どもが楽しく遊んで帰れるように、仕事中は上司の様子も子どもの様子も見て、上司の行動が過度だと判断したときは子どもを守っていました。本当に疲れました。 その上司は今年度、責任者が2人体制のところへ飛ばされたので相方の責任者さんがうまくやってくれることを祈っています。