楽しく生きたい

30代都内くたびれたリーマンが日々思うことをつらつら書いていきます

私が、過去に韓国(場所は平澤:ピョンテク)で働いていた時に経験した恐ろしい登山での経験に着いて

私が仕事の関係で韓国で生活していた頃のエピソードです。今から約15年前に、韓国に新工場を建設し新しい事業を立ち上げるメンバーとして約2年韓国に駐在しました。韓国には、すでに既存の工場があり500名程度の従業員が働いていました。

正直行く前は、マスコミで竹島の問題が過熱しており反日行動が心配でしたが、実際は韓国の人たちは、日本人に対して本当に親切で、とっても優しく接してくれました。現地では、安くて美味しい料理屋に一緒に行ったり、サウナがあるお風呂に行ったり、散髪屋にも連れて行ってもらいました。新工場の立ち上げなので、まだに衣食住を共にした2年間でした。

ある日、日本のメンバー10人と韓国の従業員リーダー50人で一泊2日の研修に行った時のことです。

1日目は、研修所でグループ学習、チームに分かれて課題を設定しみんなで議論する時間、夜は庭でバーベキューしながら皆でお酒をおもいっきり飲み盛り上がりました。

2日目が私のつらかった経験です。プログラムには、登山とあったので、みんなで和気あいあいと山歩きをしながら、お茶を飲んだりお弁当を食べたりする、どちらかというとハイキングを想像していました。ただし、プログラムには、服装はジャージは不可、ジーンズや登山用の服を着用、靴も登山靴か溝があるシューズと書いてたので、少し大げさだなと思いました。

バスで目的の山まで行き、目の前にそびえ立った800mクラス山を見て、あまり日本では見たことない、ちょっと急な坂が多くあまり道らしい道がないなと思いました。詳しい説明もなく韓国の人たちは、それぞれがむしゃらに頂上を目指して登り始めたので、日本人も後から着いて登ることにしました。私も含めて、日本人は山登りの経験者はいませんでした。

登り始めて、韓国の人たちがいかに普段から登山になれており、歩くスピードが早く次第に差がつきはじめました。30分くらいすると完全に前が開いてしまい、ひたすら道なき道を歩き続けました。すると、全く知らない韓国の人たちが、韓国語でこれを食べて元気だしなさいって渡されたものが、キュウリでした。のどが渇いていたのでとてもおいしく頂きました。

さて、ここからが恐怖の体験です。草木がはえて、石がごろごろしている道を登っていると、少し人が並んでいる前に大きな岩がそそりたっていました。岩にはヒモがつり下がっており、みんなそのヒモをつかんで上まで登りそこから次の斜面に沿って新たな道を進んで行ってるように見えました。

私も含めて、日本人はどうしようかと躊躇しましたが、戻るにも戻れず、後ろからは別の韓国登山客が早く進んでって言ってるようで、ここは岩のヒモをつかんで上まで登るしかないと、垂直の岩を上まで登って行きました。

恐怖はこの後です。

大きな岩をのぼった後に見えたのが、絶壁の岩山の斜面に沿って幅が3~40cmの道が10mくらい続いているのと道に沿って人の肩くらいの高さにヒモが取り付けている光景でした。目の前は、2~300mの高さから見た絶壁、後ろは韓国登山者の早く進んでよという冷たい目線、私は本当に高所恐怖症で高い所が苦手ですが、この時ばかりは、落ちたら百%命はないと思いながら、足が震える中で、目の前の頼りないヒモをつかんで、命からがら渡りきった当時の恐怖を今でもはっきり覚えています。

この後、無事に頂上に着いて、下山した時は韓国の従業員はとっくに下りて、食事も終えて、我々日本人が戻るのを待ってたようでした。その後聞いた話ですが、こんな怖い思いをして絶壁を渡りきったと言ったら、絶壁を登らない回り道があること、コースは一つではなく登山社会人の経験に応じて他にも色んなコースがあることを聞かされました。私たちが登ったのは、確実に上級者コースだったことでしょう。

これが私が経験した怖い経験です。