楽しく生きたい

30代都内くたびれたリーマンが日々思うことをつらつら書いていきます

東海地方のローカルスーパー「バロー」というところでベーカリー部門で働いていました。

私は東海地方のローカルスーパーマーケット「バロー」というところで、ベーカリー部門でアルバイトをしていたことがあります。

結論から言うとベーカリーはオススメ出来ません、私は働いていて非常に苦痛でした。何故かというと、まずパン屋というのは様々なパンを作らねばならないため覚えるべきことが多くてよほど熱意があったり要領のいい人でないと覚えられません。私は仕事を覚えられなくて何度も叱責されました。

さらに日本企業は得てして即戦力を求めます。だから新人である私をなるべく早く使える人材にしようとしたかったのでしょう。一度教えたことはもう覚えただろうなという前提で話を進めてきます、覚えていなければ叱責されます。そしてわからないから聞けばまた叱責される。だから叱責されたくないので自分なりに考えて行動してみる、結果間違ったことをして叱責される。この堂々巡りなのです。つまり、仕事のやり方を聞いても怒られ、聞かなくても怒られる、八方塞がりにして天の邪鬼なのです。

もちろん全ての店がそうとは限らないでしょう、しかしこのような経験を持つ方は非常に多いです、私はツイッターを見ていて同じような体験談を何度も目にしてきました、日本の指導者というのはこのような酷く近視眼的で長期的な視野で物事を捉えられない、時間をかけて人材を育成することが出来ない人が多すぎます。私もそのような酷い上司に当たってしまったがために1ヶ月と少しで辞めることになりました。

少し話が脱線してしまいましたが、ベーカリーのデメリットはまだあります。それは、パンはオーブンで焼くものなので、必然的に火傷のリスクが常にあります。それで給料が高かったり自分で開業したパン屋で自分がパン屋の店主だったらまだいいかもしれません、しかし我々は一人の末端のバイトに過ぎません。時給もせいぜい900円前後です、それで火傷のリスクを常に抱えながら仕事をするなんて、こんな馬鹿げたことはありません。何事にも言えますが、低賃金で怪我のリスクがつきまとう仕事なんて絶対にやってはいけません。

怪我といえば、ベーカリーにはもう一つ恐ろしいものがあります。私はその機械を初めて上司から教わった時非常に恐怖を覚えたのですが、食パンをスライスするマシンがあるのです。その機械は、フリスビーのような円盤状の刃が高速で回ることによって一斤の食パンをスライスしていくのですが、これはもちろん安全性は徹底しているものの、万が一指が触れようものなら指が切断されます。極めて危険な機械なので、これを扱う際は万が一のことがあったら責任が取れないから本当に注意しろよと強く上司から念を押されました。簡単に指が切断されるということも衝撃が強かったのですが、私が何よりも印象に残っているのは「何かあっても責任が取れない」という一言でした。アルバイトの指が一本欠落して、それで責任が取れないとはよくそんなことが言えたものだなと、極めて強い疑念を抱きました。

もう一つ、これは人にもよるのですが、食品を扱う上でどうしてもゴム手袋を装着せねばならないのですが、これがピッチリしていて質感が非常に不快なのです。これは経験してみないとわからないかもしれないし、人にもよるのですが私には合いませんでした。これを毎日装着しなければいけないのかと思うと鬱で鬱で仕方がありませんでした。更に私がこの仕事を辞める一因になったのはアルコール消毒です。食品を扱う仕事である以上アルコール消毒は必須作業です。しかし、私は皮膚が弱く定期的に手荒れをします。そんな人間がアルコール消毒をすれば滲みるのです。これが本当に苦痛でした。

まとめますと火傷のリスク、覚える作業が多すぎてマルチタスクを伴う、食品を扱うという都合上衛生管理にうるさいという事情からベーカリーのバイトは全くもってオススメ出来ません。一見パン屋さんというのはオシャレに見えますが、裏では本当に大変な仕事をやっているのです。閉鎖的な環境というのも人によってはストレスを感じるでしょうしね。いかがでしたでしょうか、私の1ヶ月程度の短い経験ですが、何かの参考になれば幸いです。