たのしす

二郎のスープ作りの秘密に迫るはずが一言もラーメンに触れてないブログ

詳しい知識がなくても元気に育ってくれる!ずぼらさんにもおすすめの最強ペット”メダカ”

夏祭りによく見かける金魚すくい。懐かしく思い、子どものころのように一度やってみようと軽い気持ちですくったら赤い小さな金魚がすくえました。せっかくだから飼育することにしてホームセンターで小さな水槽とエアポンプ、金魚のおやつになおやつになるからと店員さんに勧められた水草を買って金魚を中に入れてあげました。まだ小さいからと餌もすりつぶし粉末状にして与え、パクパクとよく食べる姿がとても可愛らしく、だんだんと愛着がわいてきていました。

1週間ほどたつと金魚がなんとなく水面近くばかりを泳ぐようになり、酸素が足りないのかとポンプを強くしたり水草を増やしてみたものの変化がなく、そのうちにあまり餌を食べなくなってしまいました。

そしてついに、体を斜めにして泳ぐようになり翌朝には死んでいました。せっかく夏祭りですくいあげた金魚、水槽やらポンプやらも用意したのになぜ死んでしまったのかととても悔しく、その飼育方法の何が悪いのかを調べもう一度ホームセンターで金魚を買ってきました。

同じ水槽に入れ餌を少しずつ与えながら大切に買っていた金魚。毎日水槽を覗くのが楽しく、水草の緑と金魚の赤色のコントラストがきれいだななどと眺めていたのもつかの間、2匹目の金魚も死んでしまったのです。

1匹目を死なせ、何が悪かったのかを検討したうえで飼い始めた2匹目だったのにもかかわらずあっけなく死んでしまった金魚。私には金魚の飼育は向いていないとこの時に悟りました。これ以上はどうしようもなかったと自分に言い聞かせ、2匹目も土に埋めました。私の部屋に残ったのは空っぽになってしまった水槽やポンプ、誰も食べる当てのない金魚の餌です・・・。金魚とはいえ一度生きているものを飼ってしまうといなくなった時の寂しさは自分で思っていたよりも大きいものでした。

仕方ないので何か金魚に代わる生き物はいないかとホームセンターへ出かけました。でも店員さんに聞いてみると赤い金魚以上に丈夫で買いやすい金魚はいないですよ、とのこと。出目金や華やかな金魚たちなど、私には到底飼えそうにありません。

もう金魚の水槽など捨ててしまおうと思っていた矢先、友達がメダカを持って来てくれました。自分のうちで飼っていたメダカが卵を産み増えたから水槽が空いてるなら飼ってよ、と言って10匹のメダカをくれたのです。金魚と同じように死なせてしまうのではないかと思い辞退しましたがエアポンプもいらないし、適当に餌をあげていれば生きるよ、という友達の強い勧めに負けメダカを飼育し始めました。

してみるとこれが可愛い。小さな体で水草の間を目いっぱい泳ぎ回り、私がのぞくと逃げる。餌を食べに水面に出てきたところを覗くと逃げる。金魚よりも反応が顕著でとても愛らしい生き物だということがわかりました。

ある日、1匹が水草の上でじっとして動かないのでこれはもしや死んでしまったか、具合でも悪いのかとしばらく様子を見ていると、なんと小さな卵を産んでいました。金魚をやすやすと2匹も死なせてしまった私のうちでメダカが卵を産んだことに感動し、とても嬉しくなりました。その日からは、泳ぎ回るメダカの様子と卵の観察が日課となりました。卵ははじめ何の変化も見せず、本当に卵なのかと疑いはじめたころ、メダカの目らしきものが卵の中でグルグルと動き回るようになりました。こんな小さな卵の中で何かが生きてる、と当たり前のことなのに感動しました。いい大人なのに・・。

そしてとうとう小さな小さなメダカが卵からかえり、水面をすべるように泳ぎ始めたのです。見つけるのも大変なくらいに小さなめだかの子ども、毎日見ていても成長の速さをひしひしと感じます。

メダカの水槽のメンテはというと、週に1回ほどといっても厳密ではなく汚れが気になったら小さなポンプで底のほうにたまった得体のしれないものを吸い出し、日光に当ててカルキ抜きしておいた水を補充します。たったのこれだけです。水草は冬は緑色に元気がないものの夏になるとまた新芽を出し水槽を満たしてくれます。本当にこれほど手をかけなくても子どもを増やし毎日元気に泳ぐメダカはたくましい生き物です。

犬や猫ほど心の交流もなければ毛を手で触ることもできないので、ペットとしては少し寂しい感じもしなくはありませんが、それでも仕事から帰ってきてちゃんと生きているかどうか眺め、餌をやるとすぐに寄ってきてくれる生き物がいるということは心に張りを持たせてくれます。

どんなにずぼらでも強くたくましく生きてくれるメダカに感謝して、もう少し大きな水槽に引っ越すことと、かくれんぼしているような気分で泳げるようにと近く竜宮城のような置物を入れてあげるつもりです。まだまだ元気なメダカたちですが、家で飼育されているものはさほど寿命が長くはなないようです。それでも最後の1匹が息絶えるまで可愛がって育てていきます。そして、次のペットもやっぱりメダカかな。