たのしす

二郎のスープ作りの秘密に迫るはずが一言もラーメンに触れてないブログ

猫と育ち猫と暮らす。人生の節目には猫が増え、猫がいるから今がある。そんな我が家の猫歴史。

現在、猫を3匹飼っています。

初めて猫を飼ったのは小学3年生のとき。猫を飼いたいとずっと言っていたので、母が職場に迷いこんできた子猫を連れて帰ってくれました。

家族全員、猫を飼うのは初めてでした。最初は父が嫌がったので、家の中ではなく家の裏手の物干し小屋で飼っていました。寒い時季で、夜中寂しがって鳴く猫がかわいそうになり、いつのまにか家の中へ。

我が家の猫歴史が動いた瞬間です。

そこからはあれよあれよと家族全員がいろんなところで猫を拾ってきて、一番多いときで5匹の猫に囲まれて育ちました。

一人暮らしを始めてから、いつか猫を飼いたいとずっと思っていました。

自宅近くの公園で、生れたばかりの小さな子猫を2匹見つけ、思わず拾ってしまいました。

手のひらに収まるくらいの本当に小さな子猫です。

まだ目も空いてなくて、歯もはえていないほど。

急いでペットショップへ行って、猫用のミルクと哺乳瓶を買って、店員さんに子猫の育て方など教えてもらいました。

実家で猫を飼っていたとはいえ、自分一人だけで猫のお世話をするのは初めてでした。しかも、実家にいたどの猫よりも小さな子猫です。

夏でしたが子猫の体を冷やさないように温めて、二時間おきにミルクをやりました。まるで子育て気分です。

小さくてか細い鳴き声なので、静かだと心配で、1日中何度も生きているのか確認しながら必死でした。

お世話のかいあって、目が開いて歯がはえて、どんどん大きくなって。

子猫用のキャットフードをお湯でふやかした離乳食を食べられるようになると、もう大丈夫だとようやく安心できました。

就職がうまくいかず、ずっとアルバイトで生活が不安定だったけれど、猫たちを養うために長期で安定して勤められる事務職の派遣社員に何とか転職できました。

ペット禁止のマンションだったので、引っ越しもしました。

初めての引っ越し、新しい家にもすぐ慣れてすっかり大人の猫になった頃、また新しい子猫に出会いました。

その子は生後2か月くらい、人懐っこくてすり寄って甘えてきたのがかわいくて、そのまま連れて帰ってしまいました。意外なほどすぐに仲良くなりました。

普通にキャットフードを食べられる状態だったので、今度の子育てはとても楽でした。

我が家の猫が3匹になった頃、派遣社員で勤めていた会社で正社員になり、夫と出会って一緒に暮らし始めました。

猫を連れての2回目の引っ越しです。

元の家から近くて、猫は歩いて連れて行けました。

1回目の引っ越しから7年が経っていて、今度はなかなか新しい家に慣れてくれずに苦労しました。

根気よく「ここが新しい家だよ」と教えて、食欲がなくなったので少しでも何か食べられるようにといろんな種類のフードやおやつを買い込んで、次々と与えてみました。

1週間ほどで落ち着いてくれて、新しい家で夫と2人、猫3匹の暮らしが始まりました。

3年が経ち、夫が条件のいい会社に転職して、勤務時間の都合から3回目の引っ越しをすることになりました。

3回目ともなれば猫も引っ越しに慣れたもの。

荷造りの段ボールの山を見て、「またか」といった顔です。

今度は電車で40分ほど離れた少し長距離の移動です。

猫は引っ越し屋さんは運んでくれないので、ペットタクシーをお願いして移動しました。

日当たりがよくて、メゾネットタイプの部屋だったので、初めての階段に猫たち大はしゃぎです。何度も降りたり昇ったり、何だか身体能力がアップしました。

新しい家に慣れた頃、実家の母から突然の「猫を拾ったんだけど飼わない?」という連絡。

何となく、「子猫をまた飼いたいな」って夫と話していたので、少し悩みましたが実家へ猫を見に行きました。

今までの3匹は子猫の頃からすごく可愛い顔をしていたのに、何だかこの子はブサイクな感じ。

もちろん野良の子猫ですが、ペルシャ猫のような鼻ペチャの何とも言えない顔立です。

自宅に連れて帰ると、ずっとこの家で育ちましたと言わんばかりに我が物顔で家中探検し、元からいる3匹はタジタジでした。

縄張りに突然現れた謎のブサイク子猫に怒らず、すぐに仲良くなってくれ、猫4匹との生活が始まりました。

新しい家で猫も増えて楽しい生活が始まるぞ、というときに、突然の転勤辞令。

4回目の引っ越しは車で3時間ほどかかる遠方です。

ペットタクシーも使えない距離で、猫たちとレンタカーを借りて移動することに。

初めての車での長距離移動、道中はビビりな性格の子は無言、活発な子は鳴きっぱなしと4匹それぞれの個性を発揮しながらの旅となりました。

ここまで初めて自分一人で猫を飼い初めてから14年。

実家の猫たちはもうみんな虹の橋を渡っています。

実家を離れていたので猫を看取ることはありませんでした。

初めて自分で育てた猫との、初めての別れを経験しました。

腫瘍ができていたのに発見が遅れて、動物病院へ行ったときには余命宣告をされました。

4匹の中で、一番体格がいいのに一番臆病で甘えん坊の子が、最後は何も食べられなくなりすっかり痩せてガリガリになっての旅立ちでした。

あんなにぷにぷにした肉球も、脱水症状を起こすと弾力のないスカスカの皮だけになると知りました。

同じ頃、実家の父が亡くなり、夫と相談して地元へ帰ることに。

夫と3匹の猫、小さい骨つぼになったあの子とみんなで車で7時間の大移動です。

実家近くに戸建てを購入し、猫の爪研ぎで賃貸住宅の修繕費を心配しなくてもよくなりました。

相変わらず夫と2人、猫3匹で仲良く暮らしています。

今度はどんな子が我が家に仲間入りしてくれるかな。